Webサイトを作っていると、ついつい何でも <div> タグで囲んでしまいたくなりますよね。これをプロの世界では親しみを込めて(?)「div職人」と呼んだりします。
しかし、SEO(検索順位を上げること)を意識するなら、脱・div職人が必須です。今回は、Googleに好かれる「意味のあるHTML」の書き方をマスターしましょう!
1. セマンティックHTMLってなに?
「セマンティック(Semantic)」とは、日本語で**「意味のある」**という意味です。
- 普通のHTML: 「ここに文字を出す」「ここを四角く囲む」といった見た目の指示。
- セマンティックHTML: 「ここはタイトル」「ここはメニュー」といった**意味(役割)**をコンピューターに伝える書き方。
なぜこれがSEOに効くの?
Googleのロボットは、人間のように目で見て「あ、ここがメニューだな」と判断するのが苦手です。その代わりに、タグの名前を見て「あ、<nav> があるからここがメニューなんだな!」と理解します。
正しくタグを使うことで、Googleがサイトの内容を100%理解できるようになり、結果として検索順位が上がりやすくなるのです。
2. 図解でわかる!役割分担
Webサイトを一つの「新聞」や「学校の掲示板」と考えてみましょう。
<header>(ヘッダー)- 役割: サイトの顔。ロゴや一番上のメニューが入ります。
<nav>(ナビ)- 役割: 案内板。他のページへのリンク集です。
<main>(メイン)- 役割: そのページの主役。1ページに1つだけ使います。
<article>(記事)- 役割: 1つの独立したニュースやブログ記事。
<section>(セクション)- 役割: 章や節。中には必ず「見出し(h2など)」をセットで入れます。
<aside>(アサイド)- 役割: 補足情報。サイドバーや、本編とは直接関係ない広告など。
<footer>(フッター)- 役割: サイトの足跡。コピーライトや連絡先を入れます。
3. 実践!「div職人」を卒業するビフォー・アフター
❌ div職人のコード(Googleが迷う)
HTML
<div class="header">ここはロゴです</div>
<div class="content">
<div class="title">今日のごはん</div>
<div class="text">カレーを食べました。</div>
</div>
✅ セマンティックHTML(Googleが喜ぶ)
HTML
<header>ここはロゴです</header>
<main>
<article>
<h1>今日のごはん</h1>
<p>カレーを食べました。</p>
</article>
</main>
見た目は全く同じですが、下のコードの方がGoogleにとって**「どこがタイトルで、どこが本文か」**が圧倒的にわかりやすくなります。
4. 迷った時の判断基準
「ここは <div>? それとも <section>?」と迷ったら、こう考えてみてください。
- 「見出し(タイトル)」をつけられる?
- Yesなら ⇒
<section>や<article> - No(ただのデザイン用の箱)なら ⇒
<div>
- Yesなら ⇒
「意味があるなら専用のタグ、意味がないならdiv」。これだけ覚えておけばOKです!
5. まとめ:Googleに優しいサイトを作ろう
セマンティックHTMLで書くことは、Googleという「目の見えない読者」に、サイトの構造を優しく教えてあげる作業です。
- 適切なタグを使うとSEOに強くなる。
- 後でコードを見返した時に、自分でも読みやすくなる。
- アクセシビリティ(障害がある人への使いやすさ)も向上する。
今日からあなたも「div職人」を卒業して、プロフェッショナルなコーディングを目指しましょう!




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